経済学部ニュース

●経済学部・講演会「リスクマネジメント・欧州経済」実施報告



■日 時:2017年4月20日(木)14:50〜16:20
■場 所:名城大学 天白キャンパス 共通講義棟北 N102


オランダから2名の講師を招聘し、「リスクマネジメント・欧州経済」Risks and Pensions ...... and People リスク、年金、人々の行動というテーマで英語での講演会を開催した。(要約通訳付)

講師は、Mr. Jos Dirks 前オランダ ラボバンク年金基金 CEO 最高経営責任者とProf. Dr. Theo Kocken Faculty of Economics and Business Administration Vree University Amsterdam、CEO Cardano Groupの2名で、理論と実証の両面からの講演であった。

2008年のリーマンショック、金融危機はなぜ起こるのか。人間の行動心理からの分析や、危機リスクを避けるためのリスク回避の考え方を説明し、オランダ ラボバンク年金基金のリスク管理手法の事例を用いて解説された。

年金基金運用に関する課題は、日本でも重要な問題である。オランダの事例から日本も学ぶ点が多い。教職員、学生、企業関係者 約80名が参加。

講師のMr. Jos Dirks氏は、経済学部の国際フィールドワーク(オランダ)で、毎回、経済学部学生達がホームパーティに招かれ、大変お世話になっている。当日は、オランダのご自宅に招待された学生達も講演に参加し、講演後は講師を囲み、挨拶やオランダでの思い出話となった。



(担当:佐土井有里)