経済学部ニュース

●社会フィールドワーク「基地経済について考える」活動報告
航空自衛隊小牧基地・陸上自衛隊守山駐屯地を見学



この科目では、基地経済の現状を学ぶことを通じて、基地問題を経済的視点から考えることを目的としています。今回は、上記の一環として行なった自衛隊施設の見学について紹介します。

6月14日(月)、航空自衛隊小牧基地(小牧市)の見学を実施しました。受付の後、まず基地資料館を訪れ、陸軍飛行場から米軍基地、航空自衛隊基地に至るまでの歴史を学びました。次に第1輸送航空隊に配備されているC-130Hの内部を見学させていただきました。同機は国内輸送だけでなく、PKO活動などの海外派遣にも用いられている輸送機です。隊員の方からは、機内設備や操縦について大変興味深いお話をうかがうことができました。最後に飛行場の離着陸を制御する管制塔に立ち入らせていただきました。

6月28日(月)、陸上自衛隊守山駐屯地(名古屋市)の見学を実施しました。はじめに訪れた資料館(旧歩兵第33連隊本部)では、守山地区に置かれた旧陸軍と自衛隊の部隊の歴史を学びました。次に第10師団司令部庁舎に移り、自衛隊の現状や第10師団に関する防衛講話をうかがいました。続いて第10通信大隊の方から有線ケーブルの固定方法についてレクチャーを受けるとともに、その体験の機会を設けていただきました。簡単に見えても実際に行なってみると難しく、参加学生は四苦八苦していた様子です。最後に駐屯地内を巡りつつ、自衛隊車両などに関する説明を受けました。

コロナ禍が続くなか、見学を引き受けてくださった小牧基地・守山駐屯地および愛知地方協力本部のみなさまに、この場を借りて厚くお礼申し上げます。



(担当:大瀧真俊)