第22回ゼミナール レポートフェスティバル

2023年12月9日(土)、第22回「ゼミナールレポートフェスティバル」が開催されました。2年生以上が所属する専門ゼミナールでは、自分たちの意見を分かりやすく伝える工夫をし、チームのみんなが力を合わせて研究成果を発表しました。普段はそれぞれに活動しているゼミが一堂に会して、他のゼミの学生や教員と意見交換する場ともなりました。今年度は15ゼミナールから38の研究報告がありました。真剣な研究報告と熱のこもった議論をおこなった先輩からのメッセージやコメントの一部を紹介します。

グループ内で意見の対立が起きたとき、お互いが納得できるまで何度も話し合いをしました。お互いの意見を尊重し合うことで徐々に皆の意見がまとまり、団結力が強まって協力して発表の資料づくりに取り組むことができました。質疑応答ではしっかりした回答ができずに残念でしたが、今回の反省点を生かして、次回のレポートフェスティバルでは、後輩たちとともに、より一層良い発表にしたいと思っています。一緒にがんばりましょう!



研究を進めていくうちに、「自分たちは何を主張したいのか?」がわからなくなり、先が見えなくてもがいた時期もありました。根気よく議論を続けていたある時、自分たちの主張が明確になりはじめ、以降、どのような理論で結論まで導いていくのかを仲間と考える過程が楽しかったです。「発表する時にはどのように伝えれば聴き手が納得してくれるのか…」、これについてはグループ以外の人たちの意見を参考にしてプレゼンテーションの改善を繰り返しました。 メンバー全員でレジュメを作成し構成を組み立てたので、メンバーの誰か一人でも欠ければ発表することはできませんでした。レポートフェスティバル成功の秘訣はチームワークです。自分自身の考えや相手の考えを理解することができる良い機会でした。

自分たちが興味のあるテーマだからこそ内容も深まり、身につく能力も大きくなると思います。みんなが言いたいことを言える雰囲気で、仲間からの意見に対して別の案を出したり、知恵を絞ることがやりがいになったと感じるなど、作業の大変さ以上に大きな充実感を味わいました。面倒なことは嫌いだったのに、今は、大変なことでもやってみようと思えます。もう一度、この充実感が味わえるような気がするから…。動き始める瞬間のワクワク、行動している時の充実感、そして成し遂げた時の達成感、次回のレポートフェスティバルは一緒にがんばりましょう!


テーマも方法論も研究スタイルも異なるゼミのプレゼンテーションを聞いたり、質疑応答などでゼミの仲間だけでは気付かなかったことを発見したり、予想外の視点を見いだすことができました。プレゼンテーション能力はもちろん、リーダーシップや協調性を身につけることができる良い機会だと思います。当日の発表はあっという間に終わりましたが、そこに行きつくまでのプロセスが私に大きな達成感をもたらしてくれました。


これまでのレポートフェスティバル


トビラに戻ります。