経済データを統計的に分析する 勝浦 正樹ゼミ 自分の興味のあるテーマについて、データを収集した上で統計的に分析し、結果に解釈を与えるといったスキルを身につけます。 |
企業活動についてデータ分析する |
不況からの脱出は可能か 野口 光宣ゼミ GDPの算出方法を理解したうえで、ケインズ政策の有効性について考えます。 |
実証経済分析を学ぶ |
企業経営にかかわるデータをいかに読み解くか、いかに分析するかを学習する。財務情報・データを活用し、事例分析と統計分析を行う。講義とコンピュータ実習を組み合わせることで、企業経営データへの理解を深めるとともに、実践力を身につける。
●地域データ分析入門
地域に関する様々なデータの収集、加工、分析、発表が適切にできるようになることを目的とする。都道府県、市町村スケールなどで利用できる経済センサス、国勢調査、工業統計、商業統計などの統計データや地理情報を収集、加工し、表、グラフ、地図を作成して分析する。主に、RESAS(リーサス:地域経済分析システム)、GIS(地理情報システム)ソフト「MANDARA:マンダラ」(埼玉大学・谷謙二氏作成)を使用する。
情報の経済学とは、従来の経済学が無視しがちだった情報や知識の不完全性の問題と真正面から向き合おうとする経済学だと言える。市場における情報の偏りのことを情報の非対称性という。たとえば、保険会社は客の危険率を正確に知ることができないし、患者は医者の提供する医療サービスの内容を完全に理解することができない。本講義では、このような情報の非対称性が市場でどのような問題を引き起こし、それらの問題がどのように解決されるかを、情報の経済学の創始者であるアカロフ、スティグリッツ、スペンスの理論をベースに学ぶ。
数学としてではなく、社会科学としての統計学の基本的な方法をマスターすることを目的とする。統計学の基礎である記述統計の諸方法、すなわち度数分布、代表値ならびに散らばりの特性値、基準化変量、相関係数、回帰分析について、順を追って学習していく。また、初めの2回の講義では、統計学がどのように役立つのかについて、統計データの見方(統計データにいかにだまされないようにするのか)を例を示しながら説明する。
計量経済学とは、経済分析において利用される統計的処理法を扱う学問である。本講義では、計量経済学の基礎理論を解説し、計量経済分析に用いられる各種手法の理論的側面について詳しく学ぶ。また、必要に応じて電卓やコンピュータを用いた実習をおこない、計量経済分析の実践的側面についても学ぶ。計量経済学における理論と実践の両面を習得することが、本講義の目的である。
この科目の目的は、パソコンで実際のデータを扱いながら、経済関連のデータをいかに分析するのかを、実践的に理解することにある.変化率、構成比等の初歩的なデータ分析から初め、統計学の方法と関連させながらデータの分析方法(計算方法及び結果の解釈など)を学習していく。また、分析手法だけでなく、経済データの実際的な側面、すなわちどのようにデータが作成されているか、どのようにデータを収集するかなどについても、できる限りふれる予定である。