経済学部でどんなことを学ぶの?


勉強以外にも取り組めることを作りたいと思い、ボランティア協議会に所属。地域清掃や防犯パトロールといった地域貢献活動に加えて、大学祭での準備・販売などを行いました。また、3年間続けた塾講師のアルバイトも、貴重な経験になりました。
身近なテーマから「経済」を探求。経済学の基礎を学習しました。

経済学の基礎を学んだのが、1年次の学びです。マクロ的、ミクロ的、統計的な視点から経済の問題をとらえていきました。その中でも、私たちの生活とかかわりの深いテーマについて学んだのが、「マクロ・ミクロ経済学」という授業です。市場における価格の決定や個人の消費などのテーマを経済学の枠組みでとらえ、グラフを用いて考えていきました。

 

「産業」と「歴史」分野を選択。専門的な知識を深めました。

2年次には、「産業社会」「環境」「歴史」「金融」の4つの分野について専門知識を深めます。その中で僕は「産業」と「歴史」の分野を選択。産業社会の分野では経営や農業、食料、情報など多方面から経済をとらえ、歴史の分野では日本や海外の歴史を学びました。「経済理論I・II」という授業では、複雑に変化する現代の世界経済について、科学的に分析する目を養いました。

食品の生産と流通に関することなど、専門的な知識を深めました。

2年次に引き続いて専門的な知識を深めるのが、3年次の学びです。その中でも印象に残っているのが、「食糧経済論」という授業です。食品の生産と流通について具体的な事例を検討しながら、食生活の背後に広がる社会的・経済的連関(フード・システム)を学びました。就職も視野に入れて興味を持っていた分野だったので、興味を持って学ぶことができました。

卒業論文の作成に向け、「イノベーション」の研究を進めています。

2年次から所属しているゼミでは「景気の動向」をひとつの大きなテーマに、17世紀のオランダの景気について研究しました。2・3年次のゼミでは、グループで協力しながら課題を調べ、まとめていきました。球技やゲームなどを通じて他の学年との交流を深めたことも良い思い出です。4年次の現在は卒業論文の作成に向け「イノベーション」についての研究を進めています。

トビラに戻ります。