第13回ゼミナール レポートフェスティバル

2014年12月20日(土)、第13回「ゼミナールレポートフェスティバル」が開催されました。2年生以上が所属する専門ゼミナールごとに、自分たちの意見を分かりやすく伝える工夫をして研究成果を発表しました。普段はそれぞれに活動しているゼミが一堂に会して、他のゼミの学生や教員と意見交換する場ともなりました。今年度は15ゼミナールから40研究報告があり、300名以上の学生が参加しました。真剣な研究報告と熱のこもった議論をおこなった先輩からのメッセージやコメントの一部を紹介します。
ハードルを越えると
また次の世界が見える

レポートフェスティバル参加が、私自身を変えるきっかけになりました。私は人前でしゃべることが苦手で、発表やプレゼンテーションはできるだけ避けて通りたいと思っていました。そんな私がグループのリーダーになり、初めはメンバーを一つにまとめようと焦るあまり、つい独り善がりな行動をすることもありました。私の不安を察した先生からアドバイスをいただいてからはスタンスを変えて、一人ひとりの意見を尊重しグループを輝かせようと努めました。何よりもプラスになった点は、得た知識や能力を試してみるチャンスがあったことです。挑戦するたびに好奇心が広がり、新しい世界に連れて行ってくれる気がします。
自分の意見を持ち
伝えることの大切さを実感する

メンバー全員が納得するまでテーマを何度も検討しました。自分たちが興味のあるテーマだからこそ内容も深まり、身につく能力も大きくなると思います。みんなが言いたいことを言える雰囲気で、仲間からの意見に対して別の案を出したり、知恵を絞ることがやりがいになったと感じるなど、作業の大変さ以上に大きな充実感を味わいました。面倒なことは嫌いだったのに、今は、大変なことでもやってみようと思えます。もう一度、この充実感が味わえるような気がするから…。動き始める瞬間のワクワク、行動している時の充実感、そして成し遂げた時の達成感、次回のレポートフェスティバルは一緒にがんばりましょう!
納得いくまで議論する
すべての経験が将来の糧

プレゼンテーション内容を煮詰める作業は思った以上に大変でしたが、形ができあがるにつれて愛着がわき、「単に情報を並べてもだめ」「妥協はしない」など、みんなで頑張ったことは良い思い出の一つです。テーマも方法論も研究スタイルも異なるゼミのプレゼンテーションを聞いたり、質疑応答などでゼミの仲間だけでは気付かなかったことを発見したり、予想外の視点を見いだすことができました。今求められているプレゼンテーション能力はもちろん、リーダーシップや協調性を身につけることができる良い機会だと思います。

トビラに戻ります。