フィールドワーク
経済学部では、フィールドワーク部門の必要単位数が多いのも特徴です。経済学科4単位、産業社会学科8単位が必要修得単位数です。経済学では、人々の働き方、暮らし方の中に貫かれている法則を理論化していきます。そしてその理論を、絶えず現実の経済の中で確かめ(理論の検証)、その過程で理論に誤りが見つかれば(理論の反証)、自分自身で既存の理論を修正・再構築しなければなりません。こうした現実検証に有力な方法がフィールドワークです。
社会フィールドワーク
実社会において自ら考えて行動し、実践的能力を身につけるユニークな授業が「社会フィールドワーク」です。受講者は、事前に関連資料を読み込み、自分たちで調査項目を考え、実際に現地調査に出かけます。ワーキング・グループで設定された課題への取り組み等を通じ、学習の深化と実践的能力の高度化が図られます。
2024年度は次のように、前期2クラス、夏期集中1クラス、後期3クラス、合計6クラスが開講されます。
なお、教育的効果を考慮して、最大でも30名(教員2名の場合は40名)の実施となります。
■2024年度 前期開講の社会フィールドワーク
タイトル | 担当教員 |
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愛知空襲と愛知の産業構造(1年次に履修可能) |
渋井康弘 |
大都市圏の変化と鉄道(2年次以上履修可能) | 伊藤健司 山本雄吾 |
■2024年度 夏期集中開講の社会フィールドワーク
タイトル | 担当教員 |
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「脱炭素社会」に取り組む日本の最先端の地域を訪問し、循環型地域経済システムについて考える(1年次に履修可能) |
井内尚樹 |
■2024年度 後期開講の社会フィールドワーク
タイトル | 担当教員 |
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基地経済について考える(1年次に履修可能) |
大瀧真俊 |
中京地域の自動車産業(2年次以上履修可能) | 太田志乃 |
「働き方」動向調査(2年次以上履修可能) | 神野圭介 |
国際フィールドワーク
「国際フィールドワーク」では、夏期休暇中などを活用して、さまざまな国を訪問します。それぞれのコースでは、主に現地企業、行政機関、経済団体などを訪問して、グローバルあるいはローカルな経済について学びます。また、現地では提携大学とシンポジウムを行うなど充実した内容です。経済学部の国際フィールドワークは、海外のフィールドワークだけではなく、授業の中で、事前に研修先の経済、社会、歴史などを学んだり、プレゼンテーションの準備をしたりするのも特徴です。
現地の企業訪問や産業施設の見学が豊富に取り入れられており、観光旅行ではない、一歩踏み込んだ貴重な体験を得ることが出来ます。
■2024年度 国際フィールドワーク
タイトル | 訪問国 | 実施時期 | 担当教員 |
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オランダ経済・企業の現状と強み、発展の経緯と背景を学ぶ |
オランダ | 2024年8月27日〜9月7日(11泊12日) | 佐土井有里 |