第14回ゼミナール レポートフェスティバル

2015年12月19日(土)、第14回「ゼミナールレポートフェスティバル」が開催されました。2年生以上が所属する専門ゼミナールごとに、自分たちの意見を分かりやすく伝える工夫をして研究成果を発表しました。普段はそれぞれに活動しているゼミが一堂に会して、他のゼミの学生や教員と意見交換する場ともなりました。今年度は16ゼミナールから38研究報告があり、300名以上の学生が参加しました。真剣な研究報告と熱のこもった議論をおこなった先輩からのメッセージやコメントの一部を紹介します。
みんなとやり遂げた「達成感」と
自らの「成長」

レポートフェスティバルで最高の成果を上げるため、ゼミナールにおいて何ヶ月もの間、吟味したテーマをもとに研究を続けました。自分が知らなかった情報を仲間が教えてくれたり、自分では思いもよらない論点が見つかることも多々ありました。レポートフェスティバルの良いところは、それぞれが責任をもって一つの目標にむかって力を合わせて行く協調性の大切さに気付かせてくれる点だと、活動を通して感じました。同じ年齢の仲間がチームとして一つのテーマを探究する、これは学生ならではの貴重な経験です。私にとってレポートフェスティバルは、単なるレポートの発表会ではなく、自分を大きく成長させ、最高の思い出を作る場でした。
ゼミ生との交流で、
多様な視点をとらえる

大変だったことが多かった分、面白かったことも多かったです。発表に使うスライド資料の作成は、どのように整理すれば分かり易く伝わるのかを考えなければなりません。研究テーマは各ゼミナールによって様々であり、数十あるゼミナールのプレゼンテーションは内容、技法、スタイルなど、同じものは二つとありません。それぞれのチームがスライドのレイアウトにも工夫を凝らしています。他のゼミナールのプレゼンテーションを見れば自然と視野が広がり、自分たちだけでは見えてこなかった改善点がはっきりと見えるようになりました。次回のレポートフェスティバルでは、後輩たちとともに、より一層良い発表にしたいと思っています。一緒にがんばりましょう!
仲間と団結して助け合い、
お互いを高める

レポートフェスティバルは、グループで自分たちの関心があるテーマに取り組むことが出来る機会の一つです。準備過程で多くの人と意見交換を行っていくことで学問的視野が広がり、今まで考えもしなかったことなど様々な事柄の関連性に気付くことができました。また、グループで共同作業を行いながら進めていくため、協調性や当事者意識等について考えることができ、今まで気が付かなかったゼミ生の一面や「自分に足りないもの」に気づく良いきっかけにもなりました。議論に息詰まったり、思うように進めて行くことが出来なかったりと、大変だったことも多々ありましたが、少しは成長することができたと自分では思っています。

トビラに戻ります。