第16回ゼミナール レポートフェスティバル

2017年12月16日(土)、第16回「ゼミナールレポートフェスティバル」が開催されました。2年生以上が所属する専門ゼミナールでは、自分たちの意見を分かりやすく伝える工夫をしてチームのみんなが力を合わせて研究成果を発表しました。普段はそれぞれに活動しているゼミが一堂に会して、他のゼミの学生や教員と意見交換する場ともなりました。今年度は14ゼミナールから35研究報告があり、約400名の学生が参加しました。真剣な研究報告と熱のこもった議論をおこなった先輩からのメッセージやコメントの一部を紹介します。

レポートフェスティバルは、1年間のゼミナールの集大成。幾度もスライドを作り直し、発表の練習もしました。来年度ゼミ活動の中心となる2年生には、スライドの作成枚数や発表時間の分担を3年生よりも多くして、下級生を支えるような形でゼミを運営してきました。後輩へ上手くバトンが渡せたと思います。研究報告の質をさらに向上させてほしいと応援しています。



議論を進めていくうちに方向性を見失い苦しい時期もありましたが、どのような理論で結論まで導いていくのかを仲間と考える過程が楽しかったです。自分が知らなかった情報を仲間が教えてくれたり、自分だけでは思いもよらない視点や発想が見つかることもたくさんありました。

レポートフェスティバルに参加したことは、貴重な経験になりました。他のゼミナールの優れたプレゼンテーションを見て、今後自分に何が必要なのかが少し分かった気がします。もっと努力しなければいけないと思える良いモチベーションになりました。

発表する時には、どのように伝えれば聴き手が理解してくれるのかについては、グループ以外の人たちの意見を参考にして何度も練習を繰り返しました。チームだから苦しいし、チームだからこそ説得力のあるプレゼンテーションができたと思っています。

分からないことや出来ないことをはっきりと伝えることで、グループの仲間が互いに分かりやすいように表現を変えたり、先輩がやり方を教えてくれたり、メンバーに助けられて脱落することなく、やり遂げることができました。

質問をしたり議論することが上手なゼミ、チームワークの良さを感じさせるゼミ、動画を取り入れてプレゼンテーションするゼミ、本格的なアンケート調査をするゼミ、理論的検討が得意なゼミなど、ふだん交流のないゼミの多様性を知って、来年度のゼミナール活動に活かすことができる新しい視点や発想を得ることができました。

トビラに戻ります。