第18回ゼミナール レポートフェスティバル

2019年12月14日(土)、第18回「ゼミナールレポートフェスティバル」が開催されました。2年生以上が所属する専門ゼミナールでは、自分たちの意見を分かりやすく伝える工夫をし、チームのみんなが力を合わせて研究成果を発表しました。普段はそれぞれに活動しているゼミが一堂に会して、他のゼミの学生や教員と意見交換する場ともなりました。今年度は13ゼミナールから35の研究報告があり、約400名の学生が参加しました。真剣な研究報告と熱のこもった議論をおこなった先輩からのメッセージやコメントの一部を紹介します。

レポートフェスティバルの目的は、自分の意見や考えを正確に、わかりやすく人に伝える能力を身につけることだと思います。プレゼンテーションの能力は、大学在学中はもちろんのこと、卒業後に社会人として活躍する際にも求められる基礎的な能力の一つです。レポートフェスティバルに参加することを通じて、その能力を磨くことができます。また、より積極的にゼミナールの活動に取り組む姿勢をもつことができました。ゼミナールで自分たちが一年間、調査・研究してきた内容を発表する場に参加すると、学ぶ意欲の向上や動機づけにつながります。経済学部生になったら、ぜひ挑戦して欲しいと思います。



ゼミ生は研究テーマに向けて、文献を読み、議論をし、教養を深めていきます。テーマと実際の研究内容とのズレや、方向性の違いから意見が対立することも多々ありました。そのような困難を打ち破るには、団結力、チームワークが求められます。皆で集まって、文献のレポートを分担し、議論を重ねて論理を探究することで、1人では成し得なかった新しい知見に到達することができます。互いに協力して、研究を深めていく発表に向けたプロセスは、将来社会に出て働く際の大きな基礎となりうると実感しました。

情報収集力、論理性、着眼点(独自性、斬新性等)、プレゼンテーション力(パワーポイントの見やすさ、発表の聞きやすさ等)、質問対応力(質疑応答への適切な対応)という、「学術性」と「プレゼン技術」の両面が求められます。私たちのチームも数ヶ月前からテーマを決定して内容を練り、研究していたのですが、それでも他のチームと比べると質が劣っているように感じました。自分たちの至らなかった部分をクリアし、来年度にもう一度チャレンジして、より良い発表をしたいと思います。


私はチームをまとめるリーダーを任されました。発表までの日数が少ない中、私のマネジメント能力が低かったため、計画通りに進められず準備が遅れていきました。その結果、満足できる発表することが出来ず、反省点だけが残りました。今回、私はプロジェクトを管理することの大変さを学びました。レポートフェスティバルという貴重な場で学んだことを大切にして、専門ゼミや就活に、さらには社会人になってからも活かしていきたいと思いました。

トビラに戻ります。