社会で活躍するOB & OG

大学時代のアルバイトがコミュニケーションカの源泉でした。私は現在､フィナンシャルプランナー(FP)として､不動産や証券､保険などといった金融商品全般のご提案業務を担当しています｡金融資産はお客さまの人生を豊かなものにする貴重な財産｡将来のゴールを設定し､さまざまなリスクを想定した提案でなければなりません｡お客さま自身もお気付きでないニーズまでご提案するようにしています｡そのため､この仕事に求められるのは豊富な専門知識とコミュニケーションカ｡しかし振り返ってみれば､大学に入る前の私は人と上手に接する自信がありませんでした｡そんな私が変われたきっかけは､学生時代に百貨店でアルバイトをしたことです｡百貨店に来店されるお客さまは､年齢層･職業･ご要望もさまざまです｡その全ての方に満足していただかなくてはなりません｡戸惑いながらもお客さまと接したこの経験で､さまざまな方のご要望を確認しながらお話をするスキルが磨かれたのだと思います｡今は､お客さまのご要望にお応えするご提案ができ｢福地さんにお願いします｡｣というひと言をいただいた時が一番充実感を感じられます。


助けてくれた。応援してくれた。だから、いつか私がみんなを支えたい。銀行業務は覚えるべき専門知識が多く､窓口での応対も途切れることがないほどの忙しさです｡迅速丁寧に業務を遂行しながら､営業目標も達成しなければならないので､毎日のプレッシャーは相当なものです｡入行してしばらくは､仕事に対するモチベーションを保つだけでも精一杯でした｡それでも続けてこられたのは､周囲の仲間が助けてくれたから｡以前､ある仕事を任されたことがあります｡業務経験が浅く頭を抱えるばかりの私に対して､支店長をはじめ直属の上司､さらには別の部署の人までもがアドバイスをしてくれ､さまざまな面で協力してくれました｡仕事は大成功｡このときほど｢職場に恵まれている｣と感じたことはありません｡自分が職場に助けられたからこそ､私の今の目標のひとつは｢支店長になって､今度は私がみんなを支えられるようになろう｣というものです｡まだまだ経験不足で､多くの人の助けを惜りていますが､いつか必ず実現させます。