経済学部でどんなことを学ぶの?


サークル活動ですね。「超常現象研究会」というサークルに所属し、仲間たちと一緒に旅行やスポーツなどさまざまな活動をしました。大学祭ではタロット占いや手相占いの模擬店を出店し、さらにダンスも披露。一つの目標に向かって、仲間たちと準備や練習に明け暮れた日々はわたしの宝物です。

身近にある経済について学びたくて、経済学科に入学。

わたしたちの身近にある経済について詳しく学びたいと思い、経済学部に入学しました。1年次は経済学の基礎を中心に学習。「経済」と聞くと堅いイメージがありますが、夕食を何にするか、どこで食材を買うか、と考えることも立派な「経済」だと学びました。中でも印象に残っているのが「ミクロ経済学入門」の授業です。消費者と生産者という、もっとも身近な経済活動について理解を深めました。

歴史や環境などの視点から、経済学について学びました。

経済学の歴史や環境の経済など幅広い視点から経済学を学ぶのが、2年次のカリキュラムの特長です。中でも印象に残っている環境監査論という授業では、今問題になっている環境について学びました。わたしたちの生活が豊かになるほど、経済が発展していくほど、環境が悪化してしまう恐れがあると知り、経済と環境との密接なかかわりを実感しました。

2年次までの学びを応用して、さらに高度な経済学を学びました。

90年代から近年までの間に、日本経済が低迷した理由について学んだことが印象に残っています。また、公共経済学という授業では、すべての国民の満足度や生活水準を高める公共財について学習。何気なく利用している公園が公共財によって作られていると知り、その役割の大きさを実感しました。3年次の科目は応用分野が多いので、2年次までの学びが随所で役立ったと思います。

4年間の集大成として、実践的な経済を深く追求。

4年間の集大成として、さらに実践的な経済について学びました。「社会保障論」という授業では、イギリスで初めて作られた社会保障制度について学習。貧困者の救済と予防のためには、対等な市民の助け合いを法的に支援するサービスが必要不可欠だということを知りました。経済の学習を通じて、社会のあり方、自分自身の生き方などを見つめ直すことができたと思います。

トビラに戻ります。