経済学部でどんなことを学ぶの?


異文化を理解することです。留学生の友人たちと学生生活を共に過ごす中で、生活様式や考え方などの「違い」を実感し、多くの気づきや発見を得ることができました。また、留学生の母国を訪問したことも、大切にしておきたい思い出のひとつになりました。

経済学の入門からスタート。基礎的な知識を深めました。

経済学を学ぶ準備段階として、入門科目からスタート。「現代資本主義入門」という授業では、今日の経済を語るうえで知っておかなければならないエッセンスを、先生がわかりやすく噛み砕いて教えてくださいました。私は、特に生産性の向上を図る「トヨタ生産システム」に感銘を受けるとともに、これからは世界に目を向けなければならないことを身に染みて実感しました。

身近なテーマから「経済」を探求。少人数のゼミでは討議も行いました。

いよいよ専門分野を学び始めます。「ミクロ経済学」という授業では、モノの値段の決まり方についてグラフを用いて学習。生産者と消費者の関係によって価格が上下すること、労働時間の長さでモノの価値をはかるなど、とても興味深い講義内容でした。また、国際開発・協力を考える少人数のゼミで行った討議では、物事をさまざまな角度から捉える姿勢を養うことができました。

研究発表会を通じて、幅広い視野を持つ大切さを実感。

2年次までの学びをベースに、「国際経済論」という授業では貿易について詳しく学びました。また、いくつものゼミが参加する「レポート・フェスティバル」に向け、“考える力を考える"をテーマに仲間と共に研究を進め、モノをみるということが、いかに深い内容かを体得しました。一生懸命打ち込んだ分、モノを一段と豊かに考えられるようになったと思います。

4年間で身につけた知識を活かし、これからの社会を描き出せる人へ。

自分の興味関心に沿って、さらに学びを深めていきました。「西洋経済史」という授業では、資本主義の発展について考察。日本・世界の将来を担っている私たちは、やはり歴史を知る必要があると思います。また、経済学を通じて社会の仕組みを知ることができたからこそ、4年間で身につけた知識を活かし、これからの社会を自ら描き出していきたいと強く思うようになりました。

トビラに戻ります。