経済学部でどんなことを学ぶの?


毎年4月初旬に地元で開催される「上げ馬神事」の運営に打ち込みました。馬と共に急な坂を駆け上がる「乗り子」を務めた弟が、無事坂を登り切ったときは、感動して涙があふれました。祭りの成功のため、仲間と一丸となって取り組んだ日々はわたしの宝物です。

身近なテーマを取り上げ、経済学の基礎を学習しました。

1年次は経済学の基礎を幅広く学習。「経済」と聞くと堅いイメージがありますが、授業では身近なテーマを多く取り上げます。たとえば料理の献立やMP3音楽プレーヤーなど。個人の消費や商品の価格設定など、日常生活を経済学の枠組みでとらえていきます。マクロ的、ミクロ的、統計的な視点を持ち、社会の問題と向き合う「経済学の基礎」を身につけました。

 

多岐にわたる経済学の専門的な知識を深めました。

2年次の学びは1年次で学んだことを基盤として、経済理論や現代社会における経済、金融や海外の経済など、専門知識を深めます。「マクロ経済I・II」ではサブプライムローン問題を取り上げ、原因から対策まで詳しく学ぶことができました。また、2年次から社会で活躍する起業家を招いて話を聞く「起業講座」がスタート。経営者の生の声を聞き、学ぶ意欲が高まりました。

さらに専門的な知識を探求。社会に役立つ「生きた経済」を学びました。

2年次に引き続いて専門的な知識を深めるのが、3年次の学びです。そのなかでも印象に残っているのが、「社会フィールドワーク」という授業。セントレア空港で外国人に日本にどんな印象を持っているかインタビューをおこないました。普段意識することができない日本の良さや改善点を認識することができ、経済が社会の中でどのような役割を担っているのかを実感しました。

4年間の学びの集大成。プレゼンテーションや卒論に取り組んでいます。

4年次は大学生活の集大成。卒業論文をはじめ、4年間で得た知識を発信していく1年です。現在は夏に予定されている「国際フィールドワーク」(オランダ)でのプレゼンテーション準備中。2・3年次でおこなったゼミ発表の経験を活かし、より良いものをつくるためにグループで議論を重ねています。また卒業論文の作成に向け、「旅行における経済的効果」についての研究もすすめています。

トビラに戻ります。