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日本経済の現状と政策 伊藤 志のぶゼミ 経済・社会の現状を分析し、理解することを目標として、日本経済と社会的背景・諸政策について学びます。 ![]() |
公共政策のあり方を探る 山田 浩貴ゼミ 教育や医療、地域や環境など、社会のグランドデザインについて、公共政策の視点から考えます。また、経済理論も学びます。 |
総合社会科学でこれからの経済社会を考える 神野 圭介ゼミ 経済学・社会学・政治学・歴史学などの見識を学際的に結びつけながら、これからの経済社会のあり方をグローバルに考えます。 |
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環境問題は経済学で解決できるのか 加藤 真也ゼミ 現在、世界の潮流は「カーボンニュートラル」にあります。行政や企業の方と関わりながら、社会が脱炭素にどう取り組んでいるのかを学んでいきましょう。 ![]() |
交通と物流の経済学的研究 山本 涼平ゼミ 人々の日常生活や経済活動・社会活動の基盤である交通と物流を研究し、現在の問題の解決策と未来に向けた仕組みづくりを考えます。 ![]() |
現代資本主義における労働と生活 |
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サービス産業の産出額はわが国GDPの約7割を占めているが、サービス財の生産と消費は物財とは異なる特性を有している。本講義では、物財と比較したサービス財とサービス市場の特殊性を明らかにする。また、あわせて、サービス産業のいくつかの事例を取り上げ、その現状と課題を考察する。
障がい者の中には、母親の胎内で障がいを受けたもの、産道を通るときに障がいを受けたもの、生後病気や事故のために障がいを受けた者と様々な偶然が重なり障がい者になるのである。社会福祉の理念は、援護、育成の処置を有するものに対し、その独立心を損なうことなく正常な社会人として生活できるように援助することにと成っている。しかしながら障がい者のために取組まなければならないことはたくさんある。
●食料経済論
私たちの食生活は社会のありように従って意外に急速に変化している。本講義ではまず、日本及び諸外国の人々が何をどのように食べているのかについて検討してみたい。その上で、食品の生産と流通について具体的事例を検討しながら、食生活の背後に広がる社会的・経済的連関—いわゆるフード・システム—を論じることにする。講義の後半では食の安全性問題など近年重要性が高まっているトピックスを扱う。
環境と経済が共存可能となるために、現在の社会システムや企業活動、そして我々の日常生活をどう変えていくべきかを考える。そして、その手段となる環境税、エネルギー税、排出権取引制度、環境補助金など環境政策の理論と実際について考察する。
企業活動と係わる環境問題、企業を取り巻く環境関連利害関係者の動向を検討したうえ、新しいビジネスとして成長有望な環境関連産業、たとえば電気自動車や燃料電池自動車、太陽光発電や洋上風力、水ビジネス、エネルギーサービス企業などの実態と展開について考察する。最後にSDGsへの取り組みなど環境と共生可能な企業経営活動の条件と課題について検討する。
住民生活を支える財やサービスは、公共部門によって供給される場合はもちろんのこと、民間資本やNGO・NPO等によって供給される場合にも、様々な経路を通じて公共政策に関わっており、その領域や比重は飛躍的に拡大してきた。他方、公共政策が社会の浪費を生んだり、住民の権利を侵害する事態も生じている。現代公共政策の実態について検討し、公共政策のための資源調達方法や費用負担のあり方、あるべき供給主体や基準について、考える。
市場による配分と失敗、いわゆる「市場の失敗」と、公共部門の関係について理論的な分析を行う。また、公共部門の運営(財政・租税)とその選択や官僚・政治家の行動原則という公共部門自体の問題にも焦点を当てる。さらに格差問題や投票による集団的意思決定等、今日的な問題を踏まえて分析・議論する。
長期にわたり、資本主義経済は世界各国に広く浸透してきた。しかし同時に数多くの問題を引き起こしてきた。こうしたなかで各国の政府は、財政、金融、産業、労働、通商、社会保障、さらには、国土、住宅、科学技術などの経済政策を展開してきた。国家間の経済政策の協調なども行われてきた。講義をとおして、経済政策の背景、成立過程、内容、効果、などについて考察をすすめ、私たちを取り巻く資本主義経済についての理解を深めてもらいたい。
交通サービスの生産は、道路や空港などのインフラ整備、新規参入や運賃変更に対する規制、ルーラル地域の公共交通に対する公的助成などにみられるように、政府の関与(交通政策)の重要性が高い領域である。本講義では、わが国の交通事業の現状と課題を示すとともに、交通政策の根拠と課題、そして望ましいあり方について考察する。
●物流論
「物流」は「流通」とイコールではなく、また「貨物輸送」とイコールでもない。本講義では物流の機能と経済社会における役割を説明し、その現代的課題について考察する。