2009年度 国際フィールドワーク。英語でのプレゼンテーションによる国際交流教授 佐土井有里

国際フィールドワークオランダは2007年夏から開始しました。学生たちに充実感と達成感を得てもらうよう、毎回このコースを企画・調整し、内容に工夫を重ねて来ました。学生達にとって少し高いハードルを与え、それを努力して超えさせることが重要で、今後のやる気と自信につながると考えています。

本コースでの学生たちにとっての最大のチャレンジは英語でのプレゼンテーションです。4~5人のグループ毎でテーマを考え、オランダ人に伝えたい内容を練り、英文にて作成し、教員の内容・英文添削をうけ、プレゼンテーションを各自暗記・練習しオランダに臨みます。

昨年オランダで発表したテーマは、(1)名古屋の産業基盤と名城大学の紹介、(2)日本のゆとり教育の問題点、(3)日本の環境対策と私たちの取り組み、(4)日本のオタク文化 の4テーマを準備練習し、オランダでは協定校であるライデン大学でのワークショップで発表し、オランダ人学生とそれぞれのテーマに対しディスカッションを行いました。今回はライデン大学だけではなく、Radboud University Nijmegenの経営学部にも訪問し、プレゼンテーションを行い、また、地元のオランダ人友人たちを招いたバーベキューパーティー時にも、名古屋と名城大学を紹介するプレゼンテーションを行い、大いに盛り上がりました。

企業や施設の訪問時の始めと最後のお礼挨拶は、学生が順番に代表者となって英語で挨拶することを定例化しました。回を重ねるごとに相乗効果で、学生たちが積極的に動き、発言するようになったのには私も驚きました。

オランダは小国ですが、古くから欧州の国際的窓口として発達し、ヨーロッパの歴史・文化・国際化の中心的な役割を果たした地域でもあります。欧州の中ではイギリスに次いで英語が普及し、約70%の国民が、外国語として英語を話せます。また、ドイツ語やフランス語を話せる人も多く、国際化を学ぶフィールドワークの地としては最適地ともいえます。

2009年度の学生たちは、前期授業が終わった今もプレゼンテーションの準備で苦しみ、夏休みの期間を使いながら時間をかけて完成させている最中です。でも、プレゼンテーションを持ってオランダに行くのと単に観光でオランダに行くのとは雲泥の差があります。きっと充実したフィールドワークを体験してくれるものと期待しています。