経済学部ニュース

●「音吉」からシンガポールとの繋がりを学ぶ (知多半島ケーブルネットワーク番組で放送)




2021年11月26日、経済学部社会フィールドワーク受講学生24名(1年~4年)が愛知県美浜町を訪問し、幕末に漂流し、数々の偉業を達成した美浜町の「音吉」について学びました。

音吉は、漂流から始まり、その後も日本に帰国することが叶わなかったが、日本人で初めてアメリカへ上陸、日本人で初めてロンドンの土を踏む、世界初の聖書和訳に協力、日本人で初めて船で世界一周、日栄和親条約締結時のイギリス側通訳、シンガポールに定住した日本人第1号、日本人で初めてイギリスへ帰化、という、日本と外国を結ぶ懸け橋となり、数々の偉業を達成していました。

今回は、音吉についての埋もれた歴史を掘り起こし、社会に広め、海外の国々との親善のために活かそうとご尽力されている、美浜町齋藤宏一町長にご講話いただき、音吉に係る史跡を町長自らご案内・ご説明いただきました。

現在コロナ禍で、海外とはリモート&オンライン中心のWEB会議でしか学生は外国の人々と繋がっていませんが、幕末の音吉の足跡から、改めて地元愛知県の地域国際化の現状や今後の課題を再確認しチャレンジ精神を学ぶ貴重な機会となりました。

今回の行事は知多半島ケーブルネットワークの取材を受け、知多半島ケーブルネットワーク番組内で12月1日(水)~12月5日(日)まで放送されます。




(担当: 佐土井 有里)