経済学部ニュース

●名城大学の学びのコミュニティ 国際WEB会議共同研修による課題解決型プロジェクト「ミャンマーでの金融支援活動から示唆されること~発展途上国支援の側面~」実施報告



3月4日(金)16:00~18:00、国際WEB会議共同研修による課題解決型プロジェクトの一環として、「ミャンマーでの金融支援活動から示唆されること~発展途上国支援の側面~」をN102会場とオンラインZoom配信にて実施しました。

講師として元SMBC銀行の泉賢一氏にお話しいただき、著書「ミャンマー金融道 ゼロから信用をつくった日本人銀行員の3105日」をもとに、ミャンマーの金融の歴史、改善内容、現状、問題点について、経験談も交えて分かりやすくご説明いただきました。

ミャンマーは2021年2月1日に起こったクーデターにより、2012年から進めてきた民主化による経済発展が一転して内戦状況に陥りました。クーデター発生から1年を経た今でも、状況改善の兆しも見えない状況です。

今回のセミナーは、一般社団法人持続可能なモノづくり・人づくり支援協会(ESD21)との共催により、企業関係者の参加も多く、また、ミャンマーの方々や日本人企業駐在者の参加者もあり、質疑応答では、ミャンマー進出企業の方々からの現状報告や、ミャンマーの銀行の現状や見通しについて意見交換等を行い、ミャンマーの将来について考える貴重な機会となりました。



(担当: 佐土井 有里)