日本経済の現状と政策
伊藤 志のぶゼミ
経済・社会の現状を分析し、理解することを目標として、日本経済と社会的背景・諸政策について学びます。
  公共政策のあり方を探る
山田 浩貴ゼミ
教育や医療、地域や環境など、社会のグランドデザインについて、公共政策の視点から考えます。また、経済理論も学びます。
総合社会科学でこれからの経済社会を考える
神野 圭介ゼミ

経済学・社会学・政治学・歴史学などの見識を学際的に結びつけながら、これからの経済社会のあり方をグローバルに考えます。

    環境問題は経済学で解決できるのか
加藤 真也ゼミ
現在、世界の潮流は「カーボンニュートラル」にあります。行政や企業の方と関わりながら、社会が脱炭素にどう取り組んでいるのかを学んでいきましょう。
交通と物流の経済学的研究
山本 涼平ゼミ
人々の日常生活や経済活動・社会活動の基盤である交通と物流を研究し、現在の問題の解決策と未来に向けた仕組みづくりを考えます。
 

現代資本主義における労働と生活
蓑輪 明子ゼミ
現在、私たちの社会は労働と生活をめぐる深刻な問題に直面しています。現状を分析し、これからの労働、生活、社会と経済のあり方を考えます。



 

サービス経済論

産業構造としてサービス産業が占める割合は大きい。本講義では、まずモノ(工業製品)とサービスを比較してその特徴を理解したうえで、サービス産業が経済や社会において持つ機能を考える。また、公益的なサービスの役割についても考察する。

障がい者と社会

障がい者の中には、母親の胎内で障がいを受けたもの、産道を通るときに障がいを受けたもの、生後病気や事故のために障がいを受けた者と様々な偶然が重なり障がい者になるのである。社会福祉の理念は、援護、育成の処置を有するものに対し、その独立心を損なうことなく正常な社会人として生活できるように援助することにと成っている。しかしながら障がい者のために取組まなければならないことはたくさんある。

食料経済論

私たちの食生活は社会のありように従って意外に急速に変化している。本講義ではまず、日本及び諸外国の人々が何をどのように食べているのかについて検討してみたい。その上で、食品の生産と流通について具体的事例を検討しながら、食生活の背後に広がる社会的・経済的連関—いわゆるフード・システム—を論じることにする。講義の後半では食の安全性問題など近年重要性が高まっているトピックスを扱う。

環境経済論

経済学の視点から環境問題のメカニズムと政策手段を考察し、社会・企業・生活のあり方を見直す。カーボンニュートラルの実現に向けて、環境税や排出権取引などの制度の理論と実際を学ぶ。

環境ビジネス論

気候変動問題への対応として、カーボンニュートラルの実現を目指す国内外の政策や技術の最新動向を経済学の視点から学ぶ。エネルギー転換や環境ビジネスの展開を通じて、持続可能な社会に向けた課題と可能性を考察する。

公共政策論

住民生活を支える財やサービスは、公共部門によって供給される場合はもちろんのこと、民間資本やNGO・NPO等によって供給される場合にも、様々な経路を通じて公共政策に関わっており、その領域や比重は飛躍的に拡大してきた。他方、公共政策が社会の浪費を生んだり、住民の権利を侵害する事態も生じている。現代公共政策の実態について検討し、公共政策のための資源調達方法や費用負担のあり方、あるべき供給主体や基準について、考える。

公共経済学

市場による配分と失敗、いわゆる「市場の失敗」と、公共部門の関係について理論的な分析を行う。また、公共部門の運営(財政・租税)とその選択や官僚・政治家の行動原則という公共部門自体の問題にも焦点を当てる。さらに格差問題や投票による集団的意思決定等、今日的な問題を踏まえて分析・議論する。

経済政策論

長期にわたり、資本主義経済は世界各国に広く浸透してきた。しかし同時に数多くの問題を引き起こしてきた。こうしたなかで各国の政府は、財政、金融、産業、労働、通商、社会保障、さらには、国土、住宅、科学技術などの経済政策を展開してきた。国家間の経済政策の協調なども行われてきた。講義をとおして、経済政策の背景、成立過程、内容、効果、などについて考察をすすめ、私たちを取り巻く資本主義経済についての理解を深めてもらいたい。

交通論

交通は、社会活動・経済活動のための空間的な移動を意味し、そのための重要なインフラとしての機能を持つ。この講義では、経済学の観点からその特徴を把握、現状の交通課題を分析することで、今後の社会にとって必要な交通政策を考える。
物流論

物流は「モノの流れ」と書くが、その効率的な管理や調整には人為的な介入が必要である。本講義では物流の基本的な仕組みを理解し、経済や社会の成り立ち、地理・政治の観点からも物流を把握することで、課題の解決と発展を考える。